1. //
  2. //
  3. ふりかけ

ふりかけ

ふりかけについて

真っ白な炊き立てご飯にふりかけ、一口目は何とも言えない美味しさです。
ふりかけは、オーソドックスな味付けであるが故、ご飯の味が引き立つものです。
おかずがなくとも、ふりかけだけは欠かせないという方は、存外多いのではないのでしょうか。
実は、平安末期から鎌倉期末にかけて記された「厨事類記」には、鯛/サケ/サメので細かく切ったものや削り節の名を見ることができます。

日本で最も古い料理書に、ふりかけに近いものがあったと聞いて、何やらホッコリしてしまいますよね。
このように昔からふりかけは、日本独自のご飯のお供なんです。
子供の頃に、ふりかけの奪い合いで、兄弟喧嘩したことを懐かしむ方も、いるのではないでしょうか。

栄養価値が意外に高いふりかけ

一般的なふりかけは、いわゆるフリーズドライ製法により作られるもので、材料によって種類も様々なものがあります。
ご存じのようにふりかけは、数種から数十種類もの原材料から作られているもので、それだけに栄養価値はかなり高いのです。
実際に戦時中も、栄養補助食品としてのニーズが高く、戦地の食糧の一つとして作られていました。

ゴマ塩やゆかりなども、ふりかけの仲間ですので、すべてのふりかけが栄養価が高い崖ではありません。
ですが前述のように、数十種類もの原材料から作られたふりかけは、普段とれない栄養素を多く含みます。
そのため、最近では健康目的で、ふりかけを利用される方も、随分と増えています。

ふりかけ商品の種類

現在のように、副菜的役割を果たすふりかけは、大正時代から昭和初期にかけて作られたとされています。
全国ふりかけ協会によると、こうしたふりかけの元祖は、熊本県で売り出された瓶入りの「御飯の友」が、認定されているのだそうです。
では今現在、全国で売られている主なふりかけ商品の種類と、特徴をいくつか見ていきましょう。

『永谷園』
・おとなのふりかけ
・超ふりかけシリーズ
『丸美屋食品工業』
・のりたま
『フタバ』
・御飯の友
『田中食品』
・旅行の友
『三島食品』
・ゆかり
『やま磯』
・さるかに合戦
『はごろもフーズ』
・パパッとふりふりシリーズ
『錦松梅』
・錦松梅

ふりかけは業務スーパーがお得

ほかにも、たくさんの食品メーカーから、ふりかけはは販売されていますが、ここでは比較的有名なまたは、全国のスーパーで購入できるふりかけをご紹介しました。
この中でも、錦松梅はふりかけては高級品にあたり、ご贈答用品などで人気の高い商品です。
また、のりたまは、1960年に販売して以来、現在もなお売れ続けているロングセラー商品です。

一般的にふりかけは、小袋タイプの商品が多く、家族が多ければ、すぐに無くなってしまうことも多いもの。
そこでおすすめなのが、業務スーパーでの購入です。
業務スーパー用ということもあり、ふりかけもビッグサイズの500グラム入りもあるため、量を気にせずお使いいただけます。