業務スーパーは一般の消費者にも人気
業務スーパーと言うと、ひところは飲食店を経営しているプロの人たちだけが通うというイメージが強かったものです。
ところが、最近になって業務スーパーで買い物をする一般の人が増えてきました。
業務スーパーには一般の人でも使いこなせるような食材もたくさんあり、口コミで人気が高まっています。
業務スーパーの人気の秘訣は、とにかく量が多くて安いことにあります。
プロの飲食店向けの食材を販売しているため、普通のスーパーよりひとつひとつの量が多いのが業務スーパーの特徴です。
しかも、いろいろな調理に活用できる素材が多いので、上手に使えば料理のレパートリーを広げることもできます。
品揃えが多いのも業務スーパーの特徴で、手に入りにくい海外の輸入食品などもここで調達することができます。
業務スーパーはなぜ安いのか
業務スーパーに行けば、普通のスーパーで買い物をするのと同じお金で倍以上の量の食品を買うことも可能です。
業務スーパーでは、海外からの輸入食品を直接輸入して販売しています。
近隣の国からの輸入はもちろんのこと、イタリアやフランス、ベルギーなどといったヨーロッパ諸国の製品もコンテナで一度に大量の仕入れを行っています。
海外の工場と直接交渉をして輸入を行っており、中間業者が入っていないため安い値段で食品を提供できるのです。
実際に業務スーパーで買い物をしてみると、一般のスーパーと比べて2割から3割は安いことを実感できると思います。
国内産の食品に関しては自社オリジナル商品が多く、販売だけではなくて製造・流通の過程もすべて自社内で賄っているため、新鮮な食材を安い値段で販売することができます。
店頭スタッフの人件費をあまりかけないのも業務スーパーの大きな特徴です。
鮮魚や青果などは極力パック詰めにして専門スタッフを置かず、商品の値段を低く抑えることに努力しています。
広告費にもあまりお金をかけないようにしており、チラシやDMもほとんど使用しません。
口コミだけで、人気を獲得しているのが業務スーパーというわけです。
一般消費者にもおすすめの商品
業務スーパーの食品の中でも一般のユーザーに特におすすめなのは、やはり冷凍食品です。
冷凍食品の中には賞味期限が1年と長いものも少なくないので、大きなパッケージを購入しても無駄なく食べきることができます。
冷凍スイーツなども種類が多く、美味しい人気商品がたくさんあるので、急な来客用に買い置きして冷凍庫に保存しておくと便利です。
玉ねぎのみじん切りなど、調理の時短に役立つ冷凍食品 もたくさんありますので、仕事と家事の両立で忙しい人などは一度じっくりと業務スーパーを探検してみるのも楽しいものです。