こんにちは。業務スーパーは、コスパの優れた食品ばかり。そのため、食品スーパーとは異なり多くの冷凍の商品が並んでいます。また、生野菜だと時期によって値段が高くなりますが、冷凍野菜は値段の変化があまりありません。
しかし、冷凍食品だと栄養のバランスを気にされる人や、食品の安全性に関して疑問を抱く人も多いかと思います。
冷凍野菜の多くは中国やベルギー産
冷凍野菜は、使い勝手のよい商品です。その多くは中国やベルギーが産地ですので、日本では馴染みのない冷凍野菜が多い点も特徴です。
外国産の品質はどうなの?と疑問に思うかもしれません。
冷凍野菜が絶対に安全だと断言できませんが、冷凍野菜は農林水産省が「野菜冷凍食品」によって、日本へ輸入できる食品を管理しています。その点でいえば、商品の品質は確保されています。
実際の取り組み
品質が管理されているからといっても、具体的な内容はわかりづらいもの。例を挙げると、大手食品メーカーのニチレイフーズでは輸入産地の栽培を徹底して管理しています。
農場の環境状態に問題はないか、生産する工場の様子を定期的にチェックしています。問題があればその都度管理・指導を行なっているようです。工場の生産状況を管理するために、ニチレイフーズでは現地専用スタッフがいます。
製品のパッケージにも、「トレースバックシステム」を導入し、栽培から加工までの全ての生産過程を記号化。これによって問題が発覚した際にも産地の追跡が可能です。原因の解明やトラブル防止など、輸入製品に異常がでないよう取り組みを行なっています。
参考:取り組み・姿勢 – ニチレイグループのCSR「ニチレイの約束」冷凍野菜の取り組み | 企業情報 | 冷凍食品・冷凍野菜はニチレイフーズ
おすすめの冷凍野菜
おすすめの冷凍野菜はインゲンやゴボウ、ニンジン、野菜ミックスです。
インゲンはお湯を通した後に急速冷凍されています。煮物やてんぷら、炒めものやサラダなど、どんな野菜料理にも使えますのでおすすめです。
ゴボウやニンジンは、スライスしたり、千切りしたりと手間がかかる野菜です。ゴボウやニンジンの冷凍食品は、その工程を終えたうえで出荷されているので、料理に時間をかけることはありません。炒め物やかき揚げ、サラダなどにして食べられます。
冷凍野菜でどれがよいか悩んだら、野菜ミックスがおすすめです。野菜ミックスは、パプリカ、たまねぎ、ブロッコリー、カリフラワーなど、複数の種類の野菜を食べやすい形に加工してから急速冷凍しています。500gとボリュームもあるので、たくさんの野菜を食べたいなら野菜ミックスがおすすめです。