お酒の販売について
皆さんは、酒類の販売には免許が必要なことをご存じでしょうか。
酒類の販売の免許は、「酒類販売業免許」と呼ばれるもので、酒税法で規定されていますので、無免許で酒類の販売も行うことはできません。
酒類販売業者または、酒類製造者に販売する免許としては、以下のような免許があります。
『全酒類卸売業免許』
『ビール卸売業免許』
『洋酒卸売業免許果実酒類』
『輸出入酒類卸売業免許』
『特殊酒類卸売業免許酒類』
このうち、全酒類卸売業免許を持っていれば、どのようなタイプのお酒でも取り扱うことができます。
こうした酒類の販売免許は、以前は酒屋の特権でしたが、酒税法の範囲が拡大されたため、コンビニやスーパーでも取り扱うことができるようになりました。
お酒の種類
お酒の種類には、大きく分けて醸造酒と蒸留酒、そしてほかの原料を加えた混成酒に分けることができます。
日本酒やワインなどは、発酵させてアルコールを作り出すため、醸造酒に分類されます。
またウイスキーや焼酎などは、醸造酒を蒸留することにより、アルコール分を高めたお酒で、蒸留酒に分類されています。
次にお酒は、原材料によって分類することができます。
『果実を原料とするもの』
・ワインやブランデーなど
『穀物を原料とするもの』
・日本酒や焼酎など
『イモ類を原料とするもの』
・焼酎など
『副産物を原料とするもの』
・酒かすやブドウの搾りかすを利用したもの
『そのほか』
・馬乳酒やリュウゼツランから作るテキーラなど
お酒の購入は業務用スーパーがお得
最近は酒屋に出向かなくても、近くのコンビニエンススタンドなどで、手軽にお酒が購入できるようになりました。
確かに、数本程度購入するなら、家の近くのコンビニが楽かもしれません。
しかし長い目で見れば、毎月のお酒の購入費もばかになりません。
お酒飲みにとってつらいのは、家族でほかに飲む人がいない場合、とっても肩身が狭いということではないでしょうか。
確かにアルコールは嗜好品であり、家計を預かる主婦にとって、弊害そのものと感じている方も少なくありません。
そこで、少しでも安くお酒を購入するためにも、お酒の購入は業務用スーパーで購入した方がだんぜんお得です。
まとめ買い可能ですので、トータルで見ると、かなりのコストダウンにつながるからです。
料理に活用できる
お酒をあまり嗜まれない奥方でも、お酒を料理に活用することにより、さらにバリエーション豊かな食卓が飾れる事を知れば、少なくともワンクッションにはなるはずです。
例えば飲み残しのビール、ビールには炭酸が含まれているため、肉料理の煮込みにはぴったりなんです。
短時間で柔らかくできる為、シチューや煮込み料理のほか、小麦粉に混ぜててんぷらにすると、からっと揚げることができます。
また、日本酒は吸い物の仕上げに、焼酎は豚肉などの煮込み料理によく合います。
もちろん、赤ワインやウイスキーも、シチューなどの料理に使えますし、紅茶や洋菓子にブランデーを少しふりかけると、大人の味に早変わりします。